自作キーボードにLEDを追加した話
これまで
以前、人生初の自作キーボードを作成しました。使用感は素晴らしく、今ではもうこれ以外のキーボードが考えられないほどです。
2ヶ月以上経って、使いこなせてきたのでそろそろ何かまた手を加えたくなりました。ちょうど最近同期のキーボードのLEDが光るのをみて、自分のも光らせたくなりました。
作業
用意したもの
- LED

SK6812MINI-E(10個入り)
DONGGUAN OPSCO OPTOELECTRONICS CO., LTDのSK6812MINI-Eの互換品です。YS-SK6812MINI-Eと同様に使用できます。 ※ご注意ください! SK6812MINI 10個入りとのピン互換はありません。このLEDに対応していないキーボードでは使用できません。 間違われて購入されても返品は受け付けられません。 数量:10個入り 詳細はデータシート(参考)をご覧ください。
- 温度調整のできるハンダごて

鉛フリーはんだ対応デジタル温調はんだこて(PAT.P)|セラミックヒーター温度調節機能付はんだこて|はんだこて|製品情報|太洋電機産業株式会社
200–500℃/ステーションの機能をはんだこてに搭載!デジタル表示の賢いはんだこて(Smart Iron®︎)。
- 有鉛ハンダ

リール巻鉛入りはんだ 電子工作用 70g Φ1.0mm|鉛入りはんだシリーズ|はんだ/ケミカル|製品情報|太洋電機産業株式会社
電子キット等の組立におすすめ。
作業時の個人的なポイント
- ハンダは溶けやすいように有鉛のものを使う
- ハンダごての温度は240度に設定(LEDが高温に弱いため)
- こて先は細いものを使う(PX-280の標準こて先が直径2mmのC型形状で丁度よかったです)
- ハンダ付けをするときは、こて先にハンダをのせて、それを塗るようにしてハンダ付けをす
感想
完成品はこちらです。
ちゃあ (@stellarcode.dev)
ついにkeyball61を光らせることができた!
LEDのはんだ付けは難しいと聞いていたので、温調ハンダごてに有鉛のハンダと万全の準備をして挑みましたが、温度によってLEDが壊れるようなこともなく、無事にLEDを取り付けることができました。
ただまあ全然一発でできるわけではなく、LEDが光らないときは、ショートしているか、ハンダがうまく付いていないかのどちらかだったので、ハンダを取り除いたり、再度こて先を当てて浸透させる作業を何度か繰り返しましたが。
最初の数個は勝手がわからず、LEDが逆向きになってしまったり、ハンダがうまく付かなかったりしてそれだけで2時間くらいかかってしまいましたが、慣れてくると片面で1時間かからないくらいでできるようになりました。
ただ改善点というか、もし次回やるとしたらハンダごてを2つ用意するかもです。
付ける向きを間違えたときに一つでは取り除くのが難しかったので、2つのはんだごてで挟み込んで取り除くということをしました。ですが私の持つもう一つのハンダごては温度調整ができないので、うまく温度調整をしながら作業するのが難しかったです。実際、高温状態に気づかず1つ溶かしてしまいました。